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英語とスペイン語、同時勉強か?別々か? 協力隊員の悩み 2/2

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今回の記事は前回記事同様、協力隊員向けの記事になっているかもしれません。前回の記事では私の過去、主に青年海外協力隊員時代の悩みを通じて、スペイン語と英語を同時に学習する難しさ、ジレンマなどを紹介しました。今回は、今の私が過去の私にアドバイスするとしたら、どう答えるか、という視点で考えていきたいと思います。ちなに前回の記事は下記リンクあります。参考ください。

【サイト内リンク】
管理人の過去について:海外営業職から青年海外協力隊へ
・英語とスペイン語、同時勉強か?別々か?  協力隊員の悩み 1/2

現地生活、1年:管理人のスペイン語能力は?

協力隊員で1年間以上現地で活動をすると、活動上支障ないレベルでスペイン語能力が身に付きます(人にもよりますが…)。協力隊の諸先輩方も仰っていましたが、協力隊1年目までは語学力が飛躍的に伸びますが、そこから先は自分で努力しないとまったく語学力が伸びない、と。

実際に自分に関連する活動上の語彙は増え、なんとなくの文法でも意味は通ってしまって、『俺のスペイン語いけてるんじゃん』と勘違いし始めます。なので、そのまま行くと、DELE B2はおろか、DELE B1、下手するとA2も受かりません

B2の過去問やって、心折れる

実際に、DELE B2の過去問を現地生活が1年目過ぎた頃、試にやってみまたが心が折れました。何せ、長文読解に出てくる単語の半分以上、中には1センテンスを構成する全ての単語が全くわかりませんでした…。これは、まずい…。どうしよう…と。

その頃、現地生活が1年を経、あと一年で日本に帰るということもあって、帰国後の進路について考えはじめていました。そこから前回記事で紹介したような心情、考えになります。

つまり、帰国後の転職活動を有利に進める為に、頑張ってスペイン語も英語も頑張るぞ、でも実際あれもこれもできるのかな…、そもそも英語一本でいくか?などなど不安、焦りばかりが募っていた当時でした。

そもそも、考えるべき問いは何だったのか!?

前置きが長くなってすいません。ようやく本題に入ります。今の私が過去の私にアドバイスするとしたらどう答えるでしょうか。まず、イシュー、つまり考えるべき問いは何だったのでしょうか。今なら、下記の通り答えると思います。

<考えるべき問いは何か?>
日本に帰国した際、就職、転職において、アピールできることは何か?

スペイン語も英語も、語学は単なる一要素

そもそも、帰国後の進路に焦点をあてた場合、スペイン語、英語という資格に走るのではなく、協力隊活動の全体を俯瞰して考えなければならないと思います。そう考えた瞬間、つまり語学以外に発展途上国で2年間活動したこと、をどうアピールするか、どういう切り口でポイントを抜き出して、他者と差別化ができるのか、と。スペイン語は沢山の要素の中の一つ、なんだと気づきました。

問いに対する仮説的な答えは?

考えるべき問いを、スペイン語は就活に役に立つかから日本に帰国した際、就職、転職において、アピールできることは何か?、に変えると物事を全体から見ることができ、視野が広くなります。そして、その考えるべき問いに対する仮説(回答)は下記の通りでした。

<考えるべき問いは何か?>
(協力隊員が)日本に帰国した際、就職、転職において、アピールできることは何か?

<問いに対する仮説>
1.協力隊員の活動実績はアピールできるであろう。
2.語学能力は有利になるだろう。
3.グローバル力(異文化適応、身軽なフットワーク、発展途上国での生活実績)は強みになるだろう。

となり、スペイン語と英語は仮説2に入ることになります。さらに考えるべき問いを掘り下げると、スペイン語能力/DELE B2は就職、転職活動において武器になるか?という問いがたてられると思います。

そこから更に考えるべき問いを掘り下げると…。

【 全体像 】
<考えるべき問いは何か?>
(協力隊員が)日本に帰国した際、就職、転職において、アピールできることは何か?

<問いに対する仮説>
1.協力隊員の活動実績はアピールできるであろう。
2.語学能力は有利になるだろう。
  考えるべき問い:スペイン語能力/DELE B2は就職、転職活動において武器になるか?
3.グローバル力(異文化適応、身軽なフットワーク、発展途上国での生活実績)は強みになるだろう。

【 抜粋 】
<考えるべき問い>
スペイン語能力/DELE B2は就職、転職活動において武器になるか?

<仮説(回答)>
1.DELEb2は履歴書に書くレベルになるのでアピールできるだろう。
2.日本企業は、中南米のマーケットに進出、拡大、する/しているだろう。
3.スペイン語を話せる人材(競合)、英語と比べて多くはないだろう。
(※本来であれば、この仮説を裏付ける為に根拠を探したりします。その根拠となりますが、別記事 で紹介した『4. DELE 取得のメリットとは?』になります。)

転職、就職についてのDELE B2の効果というのは、上記参考記事『4. DELE 取得のメリットとは?』で紹介した通り、確かにメリットはあります。

DELE B2がメリットとなりえることはわかりました。そうなると、英語とスペイン語、どちらを勉強すべきか、という問いがたてらると思います。ここでは結論として、私の実感を紹介したいと思います。

結論はいかに!?

現在の私の実感は…

・転職市場において、スペイン語話者の需要は確実にある。
・会社同士(営業、上役レベル)のビジネスの世界では、スペイン語圏であっても英語が主流
・現場レベルでは英語を話せる人はごくわずか。
・従って、英語力+他言語(スペイン語)というのが極めて強みを発揮
  ◎:英語中級で、スペイン語中級はかなり強み。
  ○:英語中級で、スペイン語初級は強みになりえる。
△:英語初級で、スペイン語中級は、そんなに強くない(気がする)

結論:まずスペイン語一本でDELE B2を取得後、英語勉強に切り替える。

結論だけ見ると、ありきたりな意見になってしまいましたが…。今回の記事は主題から結構それてしまったので、また別記事で考えてみたいと思います。長文読んで頂きありがとうございました。

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いつも記事を読んで頂きありがとうございます。今後もDELE B2受験者にとって有意義な記事を書いていきます。少しでもこのサイトがあなたの役にたてば幸いです。

お勧め書籍について紹介したいと思います。

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