どうすれば語学が上達するか – 失敗しない青年海外協力隊員ライフ Ver 1　

2016年8月16日2016年8月22日

こんにちは。次のDELE試験まで後３ヶ月ありますね。ちょっと試験までに時間があります。なので、今回からはメインの想定読者であるDELE B2受験を考えているスペイン語中級者ではなく、サブの想定読者、

つまり、昔の私と同じようにこれから青年海外協力隊員になる人、今語学訓練中の協力隊員候補生、そして、中南米諸国で活動中である現役海外青年協力隊に向けて記事を書きたいと思います！！

○そもそも、このブログの目的ってそもそも何？
　・このブログの目的と想定読者
○意識高い系協力隊員の悩み
　・英語とスペイン語、同時勉強か？別々か？　協力隊員の悩み

どうすれば協力隊員時代にスペイン語を身に着けられるか

今回からのテーマ、つまり考えるべきイシューは何かというと、

１．限られた２年間という時間を有効に使いながら、
２．DELE　B2に合格できるスペイン語を身に着け、
３．現地生活を楽しみ＆活かしつつ
４．可能であれば就職もきめてしまう

にはどのような勉強、活動、生活を送るのがよいか、

ということを書きたいと思います。これは私自身や同期、後輩、先輩協力隊員の経験談を踏まえて、行動プランを紹介したいと思っています。なので、私の書き位置としては、自分がもし、もう一度隊員をやるならば、こういう風にすごすのになぁ、という感じです。

少しでもあなたの協力隊ライフに役立てるように…。

まずは行動プランを紹介する前に…。

協力隊最強の行動プランを紹介する前に、まずは上記１－４の条件面を精査したいと思います。勿論、全ての条件をクリアできれば問題ありませんが、何事も優先順位が必要です。まずは、ありがちなﾊﾟﾀｰﾝを見てみたいと思います。

現地の生活をとにかく楽しみたい協力隊員

まず一番多いと思う協力隊員ﾊﾟﾀｰﾝは条件１と３のみ強く、３は挫折、４は何とかなるや系。

これは当たり前と言えばあたり前です。折角、日本とは異なる発展途上国に2年もいられるのですから。旅行とは異なり、ホームステイ先の人間関係、配属先の人間関係と、現地生活にドップリつかることができ、現地生活を楽しむことができます。

さらに、協力隊の活動は、仕事ではなくﾎﾞﾗﾝﾃｨｱ。悪い見方をすれば、上司も納期もノルマもありません。（目標みたいのはあるよ）自分が思った通りに、思うように活動できます。なので、人によってはまったくと言っていい程、活動してない人も少ない割合ですがいます。

余談にはなりますが、その隊員が活動を真面目（？）にやっていたかは、その人の語学力をみれば分かります。日本人の協力隊とつるんでばっかりで、自室のパソコンでドラマや漫画でひきこもりの人は、語学力がまったく伸びません。それはもう、びっくりするくらいに。

話がそれましたが、赴任国での2年間、その時間を大いに楽しみながら、かつ活用しながら、スペイン語能力を向上させてDELE B2に合格できるくらいまでのレベルに上げたいですよね。

帰国後の将来が不安でとにかく自己啓発大好きな隊員

次は私みたいな目の前の生活より、将来の不安が強い系で、２と4が強い系。また、協力隊を一つのキャリアと考えている人もこっち系ですかね。つまり、2年間の海外赴任経験+スペイン語での活動実績（実務経験）+スペイン語の語学証明（DELE B2）を引っ提げて、次の転職先を決めるという人です。

私もそうですが、このタイプの人は『今ここ』が見えておらず、『今ここ』の生活が楽しみ切れていません。せっかくの発展途上国での2年間、しかもある程度融通が利く仕事ではなく、ボランティアという期間。なのに、真面目に机に向かって一人で勉強してしまう。なので、現地の人との交流時間は、多くはありません。勿体ないですね。

今の私が過去の私に言いたい事は、DELE　B2という資格はあくまで就職の手段の一つでしかないこと。そのことにあまり時間を注ぐなと。それよりも、もっと現地の人と交流しろと。勉強するにしても、一人ではなく、現地の人を巻込んで、勉強しろと、言いたいです。

何事もﾊﾞﾗﾝｽが必要ですね。次回からは、具体的に行動プランを考えて、紹介したいと思います。